べっぷ未来塾

各個人が地域（べっぷ）に魅力を感じ、能力を発揮できる「いきごこちの良い」社会づくりに寄与することを目的とする

掲示板　VOL.27

内政、外政ともに新年の幕開けは不穏不安が漂っています。いろんな出来事を見るにつけ、そこまでにいたる水面下の動きを聞かされたり、想像したりすると、申し訳ないですが、その真っ只中の関係者にはなっていない自分で良かったと安堵することが度々あります。
振り返ると子供や思春期の頃には憧れを持つ機会の方が多かったような気がします。自分自身が毎日ひたすら一生懸命だったから、前向きになれる出来ごとに敏感だったのでしょうか？　
果たして、毎日の出来事をどれだけ自身に転換して受け止めているでしょうか。
「阪神・淡路大震災」(1995年1月17日午前5時46分。死者6434名含む死傷者数43792名)、「地下鉄サリン事件」(1995年3月20日午前8時頃。死者12名含む死傷者5510名)“あの時”から１５年が経過します。天災の脅威に続いた無差別テロ。事実とは受け止め難い目前の光景に、せめて生きることへの真摯な姿勢と生きていく上で大事なことを実行できる人になろう。助け合う姿が見直され世間もきっと良くなる。良くならなければ多くの犠牲者に対して出来る事は一体なんだ！・・と、沢山の人たちがこれらの出来事、これらの事実を受け止める術、捉え方について考えたものでした。



明日は文字の通り明るい日で迎えるべきですが、震災があったこの１月や原爆投下・終戦記念日の８月には、犠牲者への冥福や世界平和を祈るとともに自らの社会性を考える日にもしたいと思います。
一人一人が自ら考え行動することが【べっぷ未来塾】の主体です。
自分の信じる選択をし、素直に生きようとするには、自らを律する強くたくましい気持ちや、意志を主張、固辞する為にはその前後に周りをいたわる優しさが必要になります。
山を動かすのは一人の力（リーダーばかりいても事は成就しない）と言う一方で、誰もが一人では生きていけない事も知っています。誰がどの一人になるかは誰にもわからないのが今です。しかし、将来は確実な一人になろう。それは子供や孫、そして出会うことのない未来の子ども達に[別府]を繋ぐ為です。
また新しい１年を共に前を向いてじっくり歩んでまいりましょう。　どうぞよろしくお願いいたします。