2008年05月14日

掲示板 VOL.17...その3

■こころのことのは
「だろう」
   昨日も無事に過ぎた             
  今日も平穏に終わった
  だから
  明日も平穏無事だろう― と、
  [だろう]を当てにして
  なんとなく生きているのが
  わたし達、凡人の
  毎日ではなかろうか?
  明日のいのちを保証された者は
  この世に一人もいないのだ
  明日どころか、しゅんかん先の
  いのちの保証がないのだ
  それが人間
  それがこの自分なのだ
  ついこの間
  海外旅行のおみやげを
  持ってきてくれた知人が
  今日は亡くなった
  という通知を受けて
  わたしはガクゼンとした
  明朗闊達、健康そのものの人であった
  それなのに
  いつも当てにならない
  [だろう]を
  当てに生きているわたし
  この自分
  自分のいのちは
  いつでもどこでも
  いまここにしかない
  いまここが充実しないかぎり
  充実したいのちはない
  いまここが充実しないかぎり
  充実した人生はない
  たいせつなことは
  いまここを
  具体的に
  どう動きどう充実させてゆくか ―
  ただそれだけである
  [だろう]は
  当てにならないから…
  [だろう]は
  当てにならないのだ

相田 みつを著 『いのち~いちばん大切なもの~』(文化出版局発行) より


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